投稿者:
• 2009/ 01/ 15 (木)

宮島 邦彰
日本矯正歯科学会指導医・アメリカ矯正歯科学会専門医(ABO)・卒直後臨床研修歯科医指導歯科医
歯科高度先端医療指導医認定・I・COI(国際インプラント学会)・FELLOW認定 DEPLOMATE 取得
臨床修練指導歯科医認定 その他多数

miyajima

略歴:
1988年 米国セントルイス大学大学院修了
1989年 Master of Science in Dentistry取得(ミズーリ州セントルイス大学メディカルセンター)
1992年 日本ティップエッジ矯正研究会会長
1994年 愛知学院大学歯学部助教授
1997年 桂林医学院客座教授
1998年 米国セントルイス大学大学院臨床教授
1998年 国際矯正歯科アカデミー所長
1999年 Thammasat大学客員教授
2000年 Mahasaraswatti大学客員教授
2003年 東洋学園役員

著書:
美白矯正(クインテッセンス)
プチ矯正アクアシステム(クインテッセンス)
混合歯列期の矯正治療(東京臨床出版)
矯正装置の製作ガイド(東京臨床出版)
Ortho TAD’s; the Clinical Guide and Atlas(Under Dog Media) その他23冊

 矯正治療の問題点は、抜歯や手術の伴うことが多かったことです。それは、前歯の後退時に固定源も前へ移動して隙間がなくなってしまうからです。そこで絶対に動かないミニインプラントを利用することにより、ロスのないスペースの利用ができるようになりました。抜歯はもとより顎を切って治すような外科矯正もこの簡単なミニインプラント処置で治療可能となりました。このミニインプラントは従来の人口歯根に用いるインプラントとは異なり、直系2mm以下長さ7mmくらいのチタンスクリュウまたはチタンプレートです。この普及により、複雑であった矯正治療の方法が単純化されました。ミニインプラントの正しい認識がなされ、普及すれば不正咬合で悩む多くの国民の救いとなります。

ミニインプラント植立上の注意

浸麻: 0.1cc程度の歯肉表面の浅い麻酔とする。表面麻酔だけでも可
     麻酔の針入点はミニインプラントの針入点に合わせる

植立部位:

 植立は付着歯肉内にする。圧下が目的で深い部位に植立をしたい場合は口腔前提拡張術を行う。付着歯肉内で遊離歯肉から約O.5mmの位置に切開を平行にいれ、骨膜開窓法で骨面を露出させ、露出骨面に植立する。上唇小帯は切除術を行なうときに骨を露出させ、植立する。遊離歯肉の再付着を防止するために、ミニインプラントで持ち上げて、同時にサージカルパックで押えておく。

インプラントの固定:

植立したミニインプラントはパワーチェーンとリガチャーワイヤーで移動したい歯に軽く牽引しながら固定する。

植立方向:

 ミニインプラシトの植立方向は、骨面に直角に挿入し、約3mmは入ったところで、2~3回転戻して最終方向へ向きを変えて、なるべく歯軸に平行な(根先から離す)方向で緻密骨内面に沿った方向へ修正して再度ネック部分まで入れる。

植立後の注意:

 遊離粘膜に近い部位ではヘッドが粘膜内への埋入や、疼痛防止のためにヘッドに即重レジンでカバーする。

加重:即時加重可能 ただし、初回は50g程度の弱い荷重 (エラスティックが牽引距離の3/4長程度)、毎月加重を1OOgづつ増加させ(2/3長程度)400g (1/2長干呈度)まで最大荷重とする

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